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人生の使命(佐藤彰牧師インタビュー)

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東日本大震災から満2年が経ちました。今もなお悲しみの中にある多くの方々に神さまからの慰めと希望が与えられ、被災地の物心両面における復興がさらに前進しますよう、心よりお祈りいたします。

リバイバル聖書神学校では今年の1月に特別講師として佐藤彰先生(福島第一聖書バプテスト教会牧師)をお迎えし、「震災の中の教会」と題して大変貴重なお話を伺うことができました。東日本大震災に伴う原発事故で故郷を追われ、信徒の方々とともに流浪の生活を余儀なくされた先生が、想像を絶する苦難の中で神様の恵みを体験していかれたお証しを、一同感動を持って受けとめました。その時に先生に行なったインタビューの内容がリバイバルミッション・ニュース2月号に掲載されましたが、ここに転載させていただきます。

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「人生の使命」(佐藤彰師インタビュー)

たしかに牧師の道は狭い道、険しい道であるのは否定できないと思います。ただし、私にとって今回震災にあって、この時のために生まれてきたと自覚するようになったのは非常に大きかったです。人生の使命ですね。私の誕生日は震災の日と同じ3月11日です。その私が原発に一番近い教会の牧師、しかもちょうど原発事故のあった当時の牧師になりました。さらに言えば、私たちの教会を創設された、もう亡くなられた白人の牧師は「最後は(現在教会を建設中の)いわき市で伝道しなさい」と言っておられたのです。それが震災で突如実現しました。

震災の時県外にいた私が意を決して皆を助けに行こうとした時、ちょうど福島県境をまたいだ頃に、娘が泣きながらメールをくれました。「お父さんがあの教会の牧師になったのは震災の時のためだ」という内容でした。あのとき私も家内も泣いたんです。どうしてこんな身の上になったのか、と思っていましたが、これはうちの教会に与えられた使命で、さらに私の使命だという自覚をしたのです。それから私は覚悟を決めました。震災の年には3日間で9キロ痩せましたし、最初の1年は4時間以上寝たことはありませんでした。あの教会に私が遣わされた20代の時に震災に遭っていたら精神的に耐えられなかったと思います。70代なら体力に不安があったでしょう。ちょうど今の年齢で震災に遭ったのも使命だと思いました。

私は、この1年間は牧師が普通しないようなことをいろいろチャレンジするよう導かれましたが、神さまが道を開いてくださるという、水の上を歩くような、不思議な体験をさせられたんです。就職の世話、東京都庁との交渉、国との交渉、弁護士さんとの相談、土地捜し、教会づくり・・・。1年で10年分くらい生きた感じです。しかし何の悔いもない、この瞬間に果てても一点の悔いもないんです。私は牧師になって良かったと思っています。だからもしこの道に召されているという、献身の思いのある方がおられたら、これは素晴らしいことです。

私はある牧師さんに震災の体験が羨ましいと言われたんです。最初は驚いたんですけど、今はなるほどそうだなとも思うんです。1回しかない人生、この世のおつとめをすることも尊いですけど、もし召されているならば、1回しかない30代を神さまのために献げてみる、1回しかない50代を神さまのためにやるだけやってみる。そうすると、神さまを体験する。そう言う人生を体験するならば、他の誰かから羨ましいと言われてもおかしくないと思います。私は自分の道を後悔していません。震災に遭ったことも、あの教会に遣わされたことも、それは苦しかったし、寿命を削ったように思うところもありますが、しかし悔いはないんです。だから私は1回しかない人生を送る人に、あなたも召されているならば、行ったらいいよ、恐れないで行ったらいいと、お話ししたいです。

(2013年1月10日、リバイバル聖書神学校にて)

  • 2013年03月15日(金)13時26分

第15回卒業式

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3月8日(金)、新城教会会堂において、リバイバル聖書神学校第15回卒業式が執り行われました。

この日のために全国から駆けつけてくださった来賓の方々や在校生・教師陣・スタッフの祝福と祈りの中、7名の卒業生(教室制・通信制)と1名の2年修了生が、日本とアジア・世界のリバイバルのために遣わされていきました。

卒業生・修了生の今後の働きの祝福と、新年度に向けて多くの新入生が与えられるよう、続けてお祈り下さい。

  • 2013年03月11日(月)16時14分